Kekeの日記

エンジニア、読書なんでも

Fish shell packageを作成して、公開するまでのいろは!

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Fisherとは

FisherとはFish shellに関するパッケージマネージャーです。似たようなものでOh-my-fishがありますが、使い勝手はFisherの方が便利で簡単であるという印象です。

そんなわけで、よくfish shellを自分は書いて、コマンドなどを作成したりするのですが、今回は自分が作った関数(function)を公開するまでの手順を紹介します。

注意点ですが、どれもfish shellで書いているので、bashと移植性がないかもしれません。

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Lighthouse Botを設定する方法 with TravisCI

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動機

私は以前、ポートフォリオサイトを作成しました。 Pocketに130ぐらいポケットしてもらった「Lighthouseを使ってVue.jsのサイトを爆速化する」というものでLighthouseを使ったフロントエンドのパフォーマンスチューニングを紹介しました。かなり反響があり、評判もよく、これを自分が得意なSREの分野、つまり自動化できないかなと思って、この記事を書こうと思いました。

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Gulpでワークフローを効率化しよう!

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動機

メモを整理していたときに、もっと簡潔に明文化したいと思って本記事を書き起こしました。

自動化の道具箱の一つでもあるので、ぜひ気になる人はご覧ください。

かなり入門的な記事になるので、これから入門される方のサポートができれば嬉しいです。

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Browserifyの上級指定教科書『Browserify Handbook』を読みすすめる

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動機

ハリーポッターの作品中には『幻の動物とその生息地』のようにホグワーツ指定の教科書があります。

Browerifyも同様に、Browserifyを学ぶにあたって必要な上級教科書『Browserify Handbook』があります。 上級といっても非常にシンプルにわかりやすく解説されているので、エンジニア1年生でも読み解くことはできるでしょう。

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Google AssistantとDialogflowで使えるLINE家計簿Botを作ってみる!

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動機

アドラー心理学によれば、私たちは常に目的をもって行動しています。 そして、過去は一切関係ないと。これがアドラー心理学の目的論の主眼点であり、これが過去のフロイトとも大きく論点が異なるものです。

特に、私はお金の管理が面倒で、たまに後悔することがあります。1ヶ月で使いすぎてしまったり、、、 そして、なんでミスをしてしまったのかを考え込んでしまいます。

アドラー心理学の考えでは「私は後悔することを後悔するために後悔している」ということができます。 つまり、悲しみなどは私の目的を達成するための道具でしかないのです。

感情を使わず、私の心の問題解決をするには、根本的な解決策は後悔することをなくすことであり、それが私は音声インタフェース機能も家計簿に取り込むことが必要なのではないかなと思って今回の記事にしました。

LINE Botの副次的な用途についてはいくつか記事にしています。

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DevToolのConsoleを使い倒すテクニック集

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Consoleとは

Windowインタフェースのプロパティですが、このインタフェースは特別に省略することが許されているので

window.console.log("hoge");

or

console.log("hoge")

と、どっちの書き方でもブラウザでは出力することができます。

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Web Storage vs Cookie! どのように違って、どのように使うの?

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動機

半年前にWeb Storageというものフロントエンドに詳しい友達から知りました。

それ以来、Web Storageのことを思い浮かぶこともなかったのですが、ちょっと時間があるので調査していこうと思います。

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影との戦いを制する力を手に入れる!CSSのbox-shadowプロパティを理解する

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はじめに

ここの節は余談なので飛ばしてもらっていいです。

ジブリ映画『ゲド戦記』の原作であるゲド戦記シリーズの第1巻『ゲド戦記 影との戦い』では、主人公のゲドの学童期が描かれます。

すでに奇才と認められていたにも関わらず、ゲドは他人より優れたいという虚栄心から、呼び出してはいけない死者の魂を呼び出してしまいます。禁忌に触れて、「影」が出現してしまいゲドに重症の怪我を負わせ、そのあとも影はゲドを追いかけつづけます。その影とゲドの対峙を描いた一冊なのです。

影との戦い―ゲド戦記〈1〉 (岩波少年文庫)

影との戦い―ゲド戦記〈1〉 (岩波少年文庫)

  • 作者: アーシュラ・K.ル=グウィン,ルース・ロビンス,Ursula K. Le Guin,清水真砂子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2009/01/16
  • メディア: 単行本
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ネタバレになるので結論はいいませんが、人は誰でも他人より優れたいと思うのは、ダーウィンが唱えた自然淘汰の考えからも自明で、それが人の心の影そのものでもあったりします。特に、若ければ頭で考え、歯止めを効かすのは難しいでしょう。

高名な心理学者であるユングも、影(=無意識)について考察をしています。 特に無意識が意識の領域に出現するのを抗うものとしての「心の問題」が出るものと解説してます。

ja.wikipedia.org

からといって、本記事の主題であるCSSのBox shadowは私たちの心の影(=無意識)ではありません。笑

ただ、私にとって影とは自分自身であり、少し考え深かったのでこの節を書きました。 劣等感、充実感など心の諸問題は、良し悪し関わらず私自身であると強く思いました。

それでは、本題に入ります。

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